背景

ベントの時点で,あらかた想像がついた.
最悪の事態があったとしても,私が住んでいる東京には,直ちに避難が求められるほどの大きな影響は無い.
つまり,今まで通りに住み続けながら,放射線の漠然とした不安と生きていくことになるのだと.

私は一応理系だったので,ベクレルとかシーベルトとかが出てくる試験を,どうにかこうにかくぐり抜けているし,ヤバさもヤバくなさもある程度想像はできる.
この国では,理系は必ずしも多くはない.理系でない人ほど,とりあえず数値で安心したがる.その数値の精度がどうかなんて考えずに.
とりあえず,放射線量計測器の値段は跳ね上がるだろう.

GM管は,アキバにない.自作系の人たちが個人輸入しているのは知っている.
まずGM管の取り合いが起こり,次に欧州製,続けて中国製の粗悪品が流れこむ.それでも総量は多くないはずなので,高止まりが続く.

このエントリ書いているのは6月の末なので,後出しジャンケンっぽいけれども.電子工作系の人は,一様に同じようなことを思っていたはず.

とはいっても,4月時点では放射線計測器の実現方法について,なーんも知らなかった.ただただ,値段跳ね上がっても買わずにいられない人たちがいて,搾取されちゃうのねかわいそうにくらいにしか思っていなかった.

それが,とある tweet をきっかけにして….