動機,背景

DIYをしていると,たまに極端なことをしたくなる.電気なら,高電圧.また,そこからもたらされる高温,低温,大音量,超高速など.いつもショボイやっつけDIYをしている私は思いとどまるが,きちんとしたものを作れる人は,その囁き*1の赴くままに作ってしまう.うらやましい.

高電圧を使ったアート作品はいくつもあるだろうけれども,テスラコイルの放電を応用したものは,誰でも凄さが判るという点で,頭ひとつ抜けているかなと思う.

日本だと,ドクターオギノさんと鈴木ヒロシさんの演奏可能なテスラコイルがきっと有名.先日テレビで放映されたそうで*2観た方も多かったかもしれない.

私は3331でのワークショップの時にライブで最初に見た.

「こりゃパスティーシュしがいがあるなぁ.でも100V 40A…間違えると死傷しかねん.ムリムリ」と思っていた.「まあ,この先2度見るような偶然があったら,それは誰か*3の導きだろうから,何か作るかねぇ」と長女に軽口を叩いていた.
ところが,偶然は起きた. 後日,MIRAIKANの展示を見に行った後に,会場のお姉さんに導かれるまま入った小部屋.そこには,荻野さんとテスラコイルが. さらにその後,Make Tokyo Meeting で.
MTM の展示はまあなんとなく想定内っぽいけれども,MIRAIKAN のは全くの想定外.

てなわけで,長女に言ってしまっていた手前,作らないわけにはいかなくなくなってしまったという….さてどうすっかな.自宅にも会社にもそんな電源無いし.

*1:天使なのか悪魔なのかは知りません

*2:私は見逃しました…

*3:天使なのか悪魔なのかは知りません